ブームの余波
2009.06.21 |Category …研究のこと
6月中旬に、地球学コースに2人のお客さんがありました。
6/11-13に滞在された、フランス、リヨン高等師範学校のBruno Reynardさん。
蛇紋石の収縮率、レオロジーに関する実験から、これまで不明な点の多かった
蛇紋石の物性を明らかにし、さらに、マントルウェッジにおける蛇紋石の安定領域や、
スロースリップのタイムスケールに対応する応力に関するモデル計算へと発展させた
一連の研究について講演をしてくださいました。
先見性についてはもちろんのこと、単一相の物性測定から、マントル全体を論ずる
展開力に感服いたしました。
6/15-16に滞在された、カナダ、オタワ大学のKeiko Hattoriさん。
大ゼミにて、possibility and opportunityというタイトルで、お話してくださいました。
人生を切り開き進んでいく上で、explore、action、confidence、enthusiasmが大切、とこと。
存在そのものが個性を肯定しているような方です。非常に説得力のあるお話で、
聴講した学生さんたちには、ずいぶん刺激になったようです。
また、翌日の岩石ゼミでは、世界各地の造山帯に産する前弧蛇紋岩に残されている、
スラブ流体の地球化学的痕跡について、お話がありました。
写真は、岩石グループのメンバーでHattoriさんと飲んだときの様子。
とても楽しい時間でした。
6/11-13に滞在された、フランス、リヨン高等師範学校のBruno Reynardさん。
蛇紋石の収縮率、レオロジーに関する実験から、これまで不明な点の多かった
蛇紋石の物性を明らかにし、さらに、マントルウェッジにおける蛇紋石の安定領域や、
スロースリップのタイムスケールに対応する応力に関するモデル計算へと発展させた
一連の研究について講演をしてくださいました。
先見性についてはもちろんのこと、単一相の物性測定から、マントル全体を論ずる
展開力に感服いたしました。
6/15-16に滞在された、カナダ、オタワ大学のKeiko Hattoriさん。
大ゼミにて、possibility and opportunityというタイトルで、お話してくださいました。
人生を切り開き進んでいく上で、explore、action、confidence、enthusiasmが大切、とこと。
存在そのものが個性を肯定しているような方です。非常に説得力のあるお話で、
聴講した学生さんたちには、ずいぶん刺激になったようです。
また、翌日の岩石ゼミでは、世界各地の造山帯に産する前弧蛇紋岩に残されている、
スラブ流体の地球化学的痕跡について、お話がありました。
写真は、岩石グループのメンバーでHattoriさんと飲んだときの様子。
とても楽しい時間でした。
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