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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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橘省吾さん

北海道大学の橘省吾さんを講演会の講師としてお招きしました。
キャリアパス支援講演会という名目で、橘さんが研究者として
進んできた中で節目になったことなどをお話してくださいました。

橘さんははやぶさ2サンプルリターン計画のサンプリングチームのメンバー。
惑星を作った材料、そして太陽系形成過程の記録を残す物質を地球に持って帰ろうとされています。
その根っこにあるのは純粋な疑問であったり、探求心である、ということでした。

橘さんとは同世代ですが、地球の内と外でフィールドが違っていて、
共通の先輩を持つくらいの接点しかなかったのですが、
今回お話を伺うと共通点が多くって驚きました。

これまでやってこられた、隕石の組織を読み解くための実験を行なっていくというアプローチに、まず通ずるものがあり。
その実験の一つで、蛇紋石とブルース石を作って、速度論的な議論をしようとしている点まで同じ。
宇宙と地中で反応は全然違うのですが。

偏光顕微鏡実習を担当している(た)、というのも共通点。
物を見ることを大事にしようという姿勢が似てくるのも、当然かもしれません。

私が在籍していた京都大学にもよく来られていて、北村先生と議論されていたそうです。
そのあたりに根っこがあるのかなあ、という気がしました。

常に先を見てアクションを起こしていこう、という若者たちへのメッセージ。
進学を迷っている人たちはいい刺激になったのではないでしょうか。
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シュウカツ論の紹介

内田さんのブログ「内田樹の研究室」にこんな記事がアップされていました。

「就活についてのインタビュー」

シュウカツを終えた人は過去を振り返る意味で読んでみると良いかも。
シュウカツ真っ最中の人は、読まない方がよいかも。

こんな「少数派」意見もあります。
私の生物としての感覚に照らすとうなずけます。


KEEP ON

7月も終わりに近づいてきました。
メンバーそれぞれ研究報告、演習報告を行いましたが、
道は続いています。道遠しです。

動き続けてください。

やりきって初めて満足感があります。
途中で止まるのはゼロに等しい。

走りきってください。
(もう全力疾走しないとまずいかも)

やさしいボス

近頃水上はキビシイというウワサを耳にします。

ゆるゆるすぎて、いいのかなあ、と反省しているくらいなので、
なぜそうなるのか、あまりよくわかりませんが、
難しい、怒ったような顔をしているんでしょうかね。たぶん。

やさしいばっかりではいけないし、
世話してばっかりでもいけないし。

缶コーヒーを飲みながら「やさしいボス」って何だろう、
なんて考えてみたり。

ゆずれない

就職戦線にいる人も少しずつ減ってきましたが、
やっぱりこの時期一番大事なのは「シュウカツ」ですかね。

「研究進めた方がいいと思うんだけれど、いつ打ち合わせする?」
と聞くと、「今、集中したいんで来週にしてください」とキッパリ。

チカラヅヨイ。

正直に言って、私にとってはあまり関係ないんだけれど
(つまり本人にとってしか重要でないんだけれど)、
ゆずれない感じに説得力がある。
(ちょっと滑稽さもあるんだけれど)

その合間に漫画読んでいる姿も、妙に凜々しい。
集中力。表情が違う。みじんのネガティブさもない。
大人が読んだら犯罪でしょう、っていう感じの中身なんですが。

しかし、そんな彼らを見て、思うんです。

「できるんじゃん」

もしかしたら人事の方たちもそんなところを見るんですかね。

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