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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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ドイツで迎える新年

日本から8時間後れて新年を迎えました。

12月31日、日が沈み、ぽつりぽつりと花火が上がる音が聞こえてきました。
ときおり大きな花火が上がり、年の終わりを夜空を眺めて楽しむのかなと思いつつ、
発表用の図を作っていました。

ところが、深夜12時を過ぎた頃から、爆裂音が途切れなくなりました。
窓から入ってくる光があまりに近いので外を眺めたところ、バイロイトの街中で
花火が上がっているのです(宿は少し高いところにあるので見渡せるのです)。
犯人は市民。道路やベランダから歓声と共に光が空へ向かうのが見えます。
それから1時前まで、ひっきりなしに花火が上がっていました。

いったいどれだけの花火があがったのでしょう。どこの街でもこうなのでしょうか。
空から眺めたら楽しいでしょうね。月や星が輝く澄んだお天気でした。
時間が来るとぱたりと音がしなくなるのも、ヨーロッパらしいすっきりとした感じです。

一夜明けて、7時前に起床。
まだ暗く、昨晩の続きの仕事をしているうちに
8時頃になって明るくなってきました。

ブラインドを上げ、空の端が朱に染まるのを見たとき
急に、「年が明けたんだな」という実感が湧いてきました。
あらためて自分を知ったような思いでした。

時計の針が12時を回ったから新年が来た、とか、
みんなが花火を上げるから新年だ、とか、
紅白歌合戦が終わったら、さあ新年だ、とか
そんなふうに思えないんですね。

今年も、こんな風に、人がどうとかはできるだけ気にせず、
自然と対話しながら、真理を追究していけたら、
と思っております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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2012年を振り返って

2012年最後の日。
すこしゆったりと1年を振り返ってみましょう。

ドイツで年越しを迎えていることに象徴されるように
今年はいろんなところへ出かけた1年でした。

3月から5月までの2ヶ月間のフランス滞在。
科学についてゆっくりと考える時間になりました。
国内でもいろいろな分野の研究者を訪問しました。
さらに2度の四国調査、岩手の巡検参加と調査。
学会はいつもの地球惑星連合大会と地質学会だけでしたが、
成果の発表は来年に取っておきましょう。
そして、ドイツ、バイロイトにて実験研究の世界に触れ、
また視野を広げる経験をさせてもらっています。

岩石学、地震波解析を含む物理探査、水文地形学の
融合研究プロジェクトが科研費の基盤研究(B)に採択され、
研究者としてこれまでにない責任を感じました。
未知の分野へ踏み込む第一歩となる1年でした。

学会の委員を担当したのはいい経験になりました。
あと査読を少し引き受けるようにして勉強になりました。
気持ちを込めてポジティブに改善案を指摘しましたよ。

研究室として、初めての修士学生を世に送り出しました。
論文の詰めの作業は非常に緊張感があって楽しかった。
それぞれ信頼され活躍していると風のうわさに聞いています。

家庭でも大きな出来事がありました。
春は娘の小学校入学。親としても子供としても新しい世界です。
そして、10月には新しい家族がやってきてくれました。
私があまり家にいられない状況の中、家族はそれぞれ成長し、
支えてくれました。

例年になくいろんな重要なことがあった1年でしたが、
振り返ってみると、時間は同じように過ぎるのだなあという
ゆるーい感覚が残っています。よい1年でした。

こうして振り返りつつ、
あらためて、前に進んでいこう、ということを考えます。
出版物を世に出す、という私の課題はますます浮き彫りになっていて、
時間と心にスペースを作り出さないといけません。

そのためにも(?)、科学・研究をとりまくネガティブな空気に
もう少し鈍感になりたいですね(いろいろあります)。

みなさま1年間、お世話になりました。
大変感謝しております。
特に私の乱文を読んでくださった方々、
お付き合いありがとうございます。

みなに幸あれ!

メンバー写真更新

2011年度の研究室のメンバーで写真を撮りました。
それぞれのものの見方が表われているおもしろい写真になりました。


ようやく

構造岩石学研究室(PSG研究室)のホームページを作りました。
数日前に公開したので、気づいてくださった方もおられるでしょうか。
このブログからのリンクも追加しました。

まだまだ書き込めていない部分が多いですが、よかったらご覧ください。

新春

新しい年が明けました。2010年。

とら






ごあいさつのタイミングをすっかり逃してしまいました。

今年は、研究室の目指すところを確立したい、と思っています。
ここやHPに書きつつ、形にしていくつもりです。

研究、教育、学生指導、さまざまなことが待ち受けている予感。
すべてを軸の強化につなげていけるよう、静かな心持で向き合いたい
と思っています。

みなさま、本年もよろしくお付き合いください。

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