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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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地震研究あれこれ

4日間いろんなセッションをめぐって、おなかいっぱいになりつつあります。

しかし、研究の最前線で何が問題になっているか、
どういう形でブレークスルーが起こるか、そのアイデアが聞けるので面白い。

地震へのアプローチはさまざまあって、

・すべり現象や破断現象の物理学的理解もしくは理論的記述
・実験による岩石や鉱物の物理量の測定
・地震、構造、地殻変動、そして重要な要素である熱に関する観測の高精度化
・その場観察への挑戦、新しい挙動や関係性の発見
・断層周辺の物質科学によるすべりの直接的な理解、熱・物質移動の理解

それぞれ、ずんと進んでいるようです。

中でも、ちきゅうによる断層掘削試料や天然試料を使った発熱現象や
脱水現象の定量的解析は目を見張るものがありました。発表者も元気。
より深部のものを扱っている私たちも負けていられないなと思います。

あと2日。岩石学分野の発表もぼちぼち増えてきます。

<追伸>
M2野口くんのポスター発表がありました。
英語で作ったので外国の方々も興味を持ってくれたようです。
はたして、どんな議論があったのか?
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熱意

幕張に来ています。
地球惑星連合大会はいろんな分野のお話が聞けるのが良いところ。
今年は異分野の地震、断層に関係するセッションを回ろうと決めています。

いろいろと刺激になる話を聞きましたが、「断層」のセッションで
あまりに情熱的な研究プロジェクトのお話を聞いて衝撃を受けました。

地下の断層の直近(約10m)に地震計を置いて、地震が起こるのを
待ち構えているというのです。しかも、水をわざわざ注入して、
地震が起こりやすくなっているところに。

もちろん、地震を起こそうと思って水を注入しているのではありません。
地熱を利用するために地中へ水を注いでいる箇所では、流体圧が
上がるために地震を誘発してしまいます。そんな地震現象を
「直近で」詳しく解析しよう、というわけです。

「地震現象を解き明かしてやろう」というモチベーションから生まれた発想のようです。
この情熱、ふつうじゃありません。

最前線の科学者はあまりに純粋です。
こうあるべきだなあ、と思います。

科学とは?

初学者ゼミという授業で、1年生と一緒に「科学ってなんだろう」と考えました。

2回の授業で結論を出せるはずがありませんし、
1年生にとって結論を出すことが大事だとも思いません。

正直、私自身、それほど明確な答えを持っているわけでもありません。
科学の営みは、なぞかけなぞときを楽しむことかなあ、と思って、
日々取り組んでいます。

科学者の役割として一つ思い浮かぶのが、
『自然は美しい』ということを、ありとあらゆる方法を使って描いていく、ということです。
調和、法則性が生み出す美しい世界を皆に伝えるのが科学者かなと思います。

地球の美しさを発見し、楽しんでいきましょう。

メンバー写真更新

2011年度の研究室のメンバーで写真を撮りました。
それぞれのものの見方が表われているおもしろい写真になりました。


2斑

毎年恒例の教職実験。
標本→街の壁材→海岸の露頭と、3ステップ岩石観察。
最終回の今日は能登へ出かけました。

先生の卵たち。
2011_05_12a.jpg







さすがに石三昧は重かったかな。


と思ったら、水際で何やら怪しげな二人。
2011_05_12b.jpg








ウニの画像を交換していました。
ヘルメットがなければ映画のワンシーンの様。

無事帰ってきて先回のレポートを見てみたら、
表紙に「2斑」の文字が・・・。
心でガッツポーズしました。

今回話したこと、一緒に見たこと、が、
それぞれの人生のどこかのシーンで活きたらよいなと思います。


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