忍者ブログ
Admin§Write

石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

HOME ≫ [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


帰還

およそ1週間の調査を終えて3年生9人のチームが
無事、金沢へ戻ってきました。

調査地域は、輪島市門前町。
コンビニのないところです。

足で稼ぐとはどういうことか、
実感できたのでは?

いい顔しています。



PR

開封

仙台での地質学会に参加するついでに、東北大の岡本さんの実験室で
実験試料の開封作業を行ないました。

インコネルチューブを切断すると。。。










水が出てきました。










出しはどのくらい出ているかな。
今回はなめるのを忘れていました。
狙いは粉の方にあるのです。

林君の卒業研究のための実験。
一連の作業をリードしてくれた大柳君に大感謝。


賞状

先週末から連休は仙台での日本地質学会に参加しておりました。
台風が通過する荒れ模様の天気、湿度。
金沢に帰ってきて、涼しくってびっくりしました。

今回は役目上いろいろとタスクを抱えながらの参加だったので
あまりゆったりと参加することができず、でした
(動きはゆっくりでも心はそうでもないのです)。

そんな心に仙台の街、キャンパスはとても居心地がよく、
学問が進むのもわかるなあと感じました。

今回、Keiko HattoriさんのIsland Arcの論文が表彰されました。
私も共著者として末尾に名前を入れていただいていたので、
賞状を頂いてしまいました。

檀上へTシャツで上がってしまったので、写真に写らないよう
花の影に隠れていましたが、石渡会長のサイン入りの賞状を
手渡しでいただけたのは幸せでした。

持ち帰って家族に見せると、「おうちでコンピュータに向かって
していたお仕事がほめられたんだね」と、みな私のしていることに
理解を示してくれている様子(正確にはそうではないのですが…)。
賞状の力は大きいですね。カラーだし。

Hattoriさん、おめでとうございます。
そして、ありがとうございました。

見える 考える

愛媛大学GRCのFE-SEMを5日間お借りして、カンラン石結晶内部の
転位(結晶構造の切れ目)の観察をしてきました。

5日間というのは長いようで短く、試料準備の良しあしや、
操作の手順、所要時間、そして組織の実態をつかんでいくうちに
あっという間に過ぎてしまいました。

そんな中でも、新しいものが見えてきました。
何しろ、長さ100ナノメートルの傷が見えるのですから、
全くの別世界。

ほー、こんな風になっていたのかあ。
ふーん。結晶性のよい粒もあるなあ。

感心しては、困惑する、というのを繰り返していました。
スケールが変わると、ものの見方や考え方が変わる。
目も頭もアジャストが必要です。

ぼんやりと予想していたものは見えたのですが、
ちゃんとした解釈や議論につなげるには、何か足りない。
観察力のレベルを上げていかないといけません。
見えたからこそ、勉強しようというモチベーションも上がってきます。

日中は転位の観察、夜はEBSDマッピング、大学と宿の往復の日々。
ほかは、道後ビールや松山のおいしい料理を味わうだけ。
研究に没頭できる時間、単調ながらも大変充実していました。

それもこれもサポートしてくれた大内さんのおかげ。
そして送り出してくれる家族のおかげです。

感謝、感謝の5日間でした。

転位と方位

FE-SEM&EBSDシステムでカンラン岩試料を観察するため、
今週の頭から愛媛大学に来ています。

岩石の変形の際に結晶内に生ずる線状の欠陥、転位。
その産状が、結晶方位や粒のタイプによって違うのではないかと
いうところを検討するため、まずはEBSDで方位解析。
そして、適切な粒子を選んで、拡大率5000倍のCOMP像の取得。

ここまではGRCの大内さんにはお世話になりっぱなし。
(自分で操れる部分を増やしていきたいものです)
初めてのことで、いろいろと細かなところで引っかかりつつ、
ようやく分析の進め方がつかめてきました。
5日間の分析期間を取ってきましたが、明日はもう中日。
リズムに乗っていきたいところです。

どんな絵が取れるかな。

カレンダー ▽

最新CM ▽

プロフィール ▽


≪ 前のページ |PageTop| 次のページ ≫

※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
Writer 【No.14】  Design by NUI.T  Powered by NinjaBlog