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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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どんな人に来てほしい?

金沢大学が学内の研究室を紹介するウェブサイトを作ってくれるとのことで、
昨日、取材を受けました。高校生に研究の魅力を伝える、という趣旨です。

「石が流れたときにできた構造を調べているんです。」

「川を流れる、ではないですよね・・・」

どんな言葉がよいのか、手探りで話し始めましたが、
ライターの方に何度も首をひねらせてしまいました。

▽つづきはこちら

話せば話すほど混乱させてしまう気がして、結局研究室名の説明にとどめました。

自分の研究の本質をつかみ切れていない(というか、割りきれていない)現実。
個人的には好ましく思うところもあるのですが、対外的には頼りない印象を与えるでしょうね。
しかし、本質を捕まえる上で焦点を合わさずに見た方が良い場合もあるわけで…。

インタビューは進み、「高校生に発信するので、どんな人を受け入れたいですか」
という問いかけを受けました。とっさに

「『不思議』を感じられる人ですね」

と答えて失笑をかってしまいました。「『不思議』を楽しめる人」と言った方がよかったかな。
探究心のタネのない人、わからない状態を楽しめない人とは、自然科学を始められない気がするのです。
大学は、小さな、個人的な疑問を遠慮なく突き詰めていくことができる、おそらく唯一の場です。
そのチャンスをしっかり生かすために、自分の見つけた「不思議」を大事にしてほしいのです。

どんな人材を送り出すか、という問いに答えを出すのは非常に難しいのですが、
人間が本来持っている探究心をそのまま伸ばしていくことが大切だと考えています。
その核となるものを失わずに大学にたどり着いてもらいたい、と切に願っています。
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