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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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陸が開いて海ができるとき

今から数千万年前の、新第三紀と呼ばれる地質時代のこと。
日本がアジア大陸から離れ、その間の低地に海が入ってきました。
北陸地域の地質には、日本海の形成に伴う様々な現象の痕跡が刻まれています。

中でも目を引くのが、玄武岩、安山岩、デイサイト、流紋岩といった火山岩類。
幅広い組成のマグマが噴出し、流れ、飛散し、また貫入している様子が
広く観察できます。

どうも時期によって、火山活動の特徴が変化してきたようです。
地殻が引き伸ばされて薄くなり、時には分断され、新しい地殻が隙間を埋める。
そんな変動の過程において、マグマ活動が変化していくのでしょう。

そして同時期の火山岩の中にも、組成の異なるものが入り混じっています。
「熱い」地中で様々な岩石が溶け、また互いに混ざり、組成を変化させ、
いろんなタイプの火山活動が起こったのでしょう。

フィールドの石の産状や地域的な関係性を見ながら、
また、岩石の化学組成や、構成鉱物の特徴を見ながら、
ダイナミックな地殻の動きと地球内部の現象を語ることができたら、
どんなに楽しいでしょう。
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