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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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AGU Fall Meeting最終日。

ふらりと立ち寄った会場に日本の「地殻流体」グループの方々がおられて
森下さんのコネで懇親会に参加させていただきました。

東北大の中村さん、松澤さんのお隣に座ってお話ししているうちに、
東日本太平洋沖地震の自然と話になっていきました。

東北大学で地震時に起こったこと。
書籍が足元へ流れるようにたまっていったとか、
重心の高い装置が床への固定していたねじを引きはがしてひっくり返ったとか、
耐震工事の施し方で揺れの大きさが違い、被害におおきな差がでたとか。
そんななかでも、地球科学の教室ではけが人が奇跡的に一人も出なかったこと。

ある小学校での避難の様子。わずかな判断が生死を分けたこと。

松澤さんの言葉に地震の専門家としてのはがゆい思いがにじんでいました。
発言する責任のある立場にあって力が及ばなかった、と自責されています。
その一方で、何が起こったかを完全に理解して、新しいプレート境界像を
確立せねば、と強い意志をもって話しておられました。

被災地の方々が受けた衝撃を、初めて直接に聞いて、その傷の深さが
想像の及ばないくらい大きいのだ、とあらためて感じます。
その分だけ、この思い・経験を伝えて、未来に向かっていくのだという
エネルギーが、私たちより格段に強いということも感じます。
横に座って聞いているだけで、熱い思いが私の中にも湧き上がってきました。

何かせねば。
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