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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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四国赤石調査2011第2日目:成長

2日目(9月17日)

窓の外は真白。ガスに包まれています。

山小屋の朝は忙しい。
お湯を沸かして朝食の準備。
お弁当も作ります。

私はみなを起こしたあと、ぼーっと座ったまま火の番。
めいめいが手際よく動いてくれるのでやることがないのです。
米研ぎも洗い物もみんなやってくれるので助かります。

準備を終えて、私はM2の服部と稜線(赤石越)を越えて北斜面へ。
M1石神とB4岡崎は南斜面の草やぶをかき分けて降りていき、
沢にぶつかるあたりにあるはずの泥質岩と塩基性岩をめざします。

雨はぱらぱら。
でも、一番降り続いた雨が登山道を水浸しに。
じゃばじゃばと音を立てて流れています。

赤石山系の北斜面は植生に覆われていて、さほど雨も気になりません。
岩がぬれているぐらいで特に違和感なく下りていきました。

ところが。

目的の沢(赤石越沢)は、ざぁー、ざぁーと立派な水量。
まっすぐ降りるのはあきらめました。

が。

沢以外の木々の間は意外と歩きやすい。
水の流れがあるから、ルートを見失うこともない。
なんだか行けそうな感じです。
水にところどころ足を突っ込んだりしながら、
結局目的の地点まで下りてきました。

そこから、厚さ5m間隔でGrt Pyroxeniteをサンプリング。
密度が高いので、かなりずっしりきます。
それを大きなままリュックの中へポイポイと入れていく服部。
私に預けることなく。

雨が強くなるころ(ときおり雷も)調査を終えて、
山小屋に戻るとみんな帰っていました。
聞くと南斜面を行った2人は、流れ下ってくる水を浴びながら
サンプリングをしてきた、とのこと。
地形図に位置もしっかりと記録してあるので、解析に使えます。

みんな、始めた時に比べるとずいぶんと成長していて、
なんだか戸惑ってしまいます。

山小屋のご主人はさすがにこの雨の中は上がって来られません。
おみやげに持ってきた日本酒をちびちびいただきながら、
労をねぎらいました。

明日、3人が山を下ります。
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