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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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立体視

二枚の撮影点の異なる写真などの2次元像を並べて、
右と左の眼からそれぞれの情報をとり、
頭の中で像を重ねると、突然に立体的に見えてきます。

実際に写真を並べて裸眼で立体視をしようとすると、結構難しい。
頭の中で像を重ねる、という作業がなかなかできません。
普段やっていないことは簡単にはできないんですね。
私たちの脳は融通のきかないところがあります。

地球内部の物理学的構造、物質構造について、いろんなデータが
あります。地球という一つの対象をいろんな側面から見た結果です。
いずれも3次元のイメージを想起するもので、目を見張るほど美しいものです。

様々な分野の手法によって描き出されたこれらの構造をより豊かに
理解していこうという視点で、総合的なプロジェクトが進められています。
複数の情報を並べて、ワンランク上のイメージを引き出してくる。
まるで立体視のようです。


▽つづきはこちら


立体視では「脳」の特殊な働きが必要です。
立体像を作るのは眼でも網膜でもありません。
地球科学においては、物の捉え方の転換が重要になります。

ウェゲナーの大陸移動説から100年が経ちました。
彼は2次元の情報を融合して、大陸が動いたという大胆な結論を
導きました。3次元の情報が融合されたとき、どんな地球像が
生まれるのでしょうか。


<追伸>
アバターとか何とかいう映画で注目を集めた3D映像も
偏光を利用して右と左の眼に違う情報を入れることによって
奥行を感じさせる、そんな技術のようです。
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