四国赤石調査2011第一日目:掛声
2011.09.30 |Category …研究のこと
みんなまとめて面倒をみよう、ということで
卒論生から修士2年まで4人と共に四国赤石山系へ
調査&サンプリングに出かけました。
テーマはそれぞれ違うのですが、拠点は赤石山荘。
標高1555mまで登ってから調査スタートです。
4泊5日の大胆な計画を立て、食料を買い込んで、
登山口のある別子山へ向かいました。
1日目(9月16日)
日程が、秋雨前線の南下と台風15号の北上開始と重なり、
登山口に立つ頃には雨がぽつりぽつりと落ちてきました。
登るにつれて雨は強まり、逃げ込むように山小屋に入った後、
降雨量が増えて、大粒の雨が落ち始めました。
調査目標の絞り込みが必要なのはあきらかで、
昼食をとりながら計画変更の打ち合わせ。
台風が急速に北上する最悪の可能性も考えつつ、
何ができるか、いつ下山を決断するか、そのルートは。。。
どうしてもネガティブな話になってしまいます。
窓が小さな山小屋の部屋は暗く、トタン屋根が雨音を増幅します。
ときおり、風の音とあいまって響くバタバタバタバタという雨粒の音に
モチベーションがどんどんと奪われ、なまけ心が膨らんでいきます。
そんなとき、
「やりましょう!」
M1の石神の言葉が空気を一変してくれました。
午後は、それぞれの調査のために下見を行なうことに決めて、
濡れた調査着に再びそでを通し、めいめい雨の中に出ていきました。
私は石神、岡崎に付き添って、標高150m下の沢の様子を確認するために
登山道を戻っていきました。
登りは何でもなかった登山道が完全に水道(みずみち)と化して、
踏み石すら見えない状態。等高線に沿う道をいくつもの沢が横切り、
斜面をザーザーと音を立てて下っていきます。
水には水の理があることを目の当たりにして感動しましたが、
悠長に眺めている余裕はありません。
ついさっきまで深さ10cmほどで飛び石を渡ってきた沢が濁流に。
その様子を見た瞬間、沢登り調査の可能性が全くないことが分かりました。
それどころか、このまま降り続くと同じルートでは戻れそうにありません。
長居すると危険なのでただちに山小屋へ戻りました。
稜線付近の岩場の下見に行った横山(M1)が4時半過ぎになっても戻らず(注1)、
なかなか緊張を解くことができませんでしたが、玄関の鈴の音に一安心。
夜はランタンの明かりの下に集まって、
先の見えない不安を山盛のカレーで満たして、
5人横に並んで寝ました。
(注1)
後で聞くと、体が傾くような強風の中、稜線の八巻山山頂(1690m)まで
登ってたたずんでいたというのです。あまりに無謀な行為。何に命をかけたのか
は本人に聞いてみてください。
卒論生から修士2年まで4人と共に四国赤石山系へ
調査&サンプリングに出かけました。
テーマはそれぞれ違うのですが、拠点は赤石山荘。
標高1555mまで登ってから調査スタートです。
4泊5日の大胆な計画を立て、食料を買い込んで、
登山口のある別子山へ向かいました。
1日目(9月16日)
日程が、秋雨前線の南下と台風15号の北上開始と重なり、
登山口に立つ頃には雨がぽつりぽつりと落ちてきました。
登るにつれて雨は強まり、逃げ込むように山小屋に入った後、
降雨量が増えて、大粒の雨が落ち始めました。
調査目標の絞り込みが必要なのはあきらかで、
昼食をとりながら計画変更の打ち合わせ。
台風が急速に北上する最悪の可能性も考えつつ、
何ができるか、いつ下山を決断するか、そのルートは。。。
どうしてもネガティブな話になってしまいます。
窓が小さな山小屋の部屋は暗く、トタン屋根が雨音を増幅します。
ときおり、風の音とあいまって響くバタバタバタバタという雨粒の音に
モチベーションがどんどんと奪われ、なまけ心が膨らんでいきます。
そんなとき、
「やりましょう!」
M1の石神の言葉が空気を一変してくれました。
午後は、それぞれの調査のために下見を行なうことに決めて、
濡れた調査着に再びそでを通し、めいめい雨の中に出ていきました。
私は石神、岡崎に付き添って、標高150m下の沢の様子を確認するために
登山道を戻っていきました。
登りは何でもなかった登山道が完全に水道(みずみち)と化して、
踏み石すら見えない状態。等高線に沿う道をいくつもの沢が横切り、
斜面をザーザーと音を立てて下っていきます。
水には水の理があることを目の当たりにして感動しましたが、
悠長に眺めている余裕はありません。
ついさっきまで深さ10cmほどで飛び石を渡ってきた沢が濁流に。
その様子を見た瞬間、沢登り調査の可能性が全くないことが分かりました。
それどころか、このまま降り続くと同じルートでは戻れそうにありません。
長居すると危険なのでただちに山小屋へ戻りました。
稜線付近の岩場の下見に行った横山(M1)が4時半過ぎになっても戻らず(注1)、
なかなか緊張を解くことができませんでしたが、玄関の鈴の音に一安心。
夜はランタンの明かりの下に集まって、
先の見えない不安を山盛のカレーで満たして、
5人横に並んで寝ました。
(注1)
後で聞くと、体が傾くような強風の中、稜線の八巻山山頂(1690m)まで
登ってたたずんでいたというのです。あまりに無謀な行為。何に命をかけたのか
は本人に聞いてみてください。
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