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石ってすごいね

ある地球科学者のひとりごと。なぞかけ、なぞときの日々。

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四国赤石調査2011第一日目:掛声

みんなまとめて面倒をみよう、ということで
卒論生から修士2年まで4人と共に四国赤石山系へ
調査&サンプリングに出かけました。

テーマはそれぞれ違うのですが、拠点は赤石山荘。
標高1555mまで登ってから調査スタートです。
4泊5日の大胆な計画を立て、食料を買い込んで、
登山口のある別子山へ向かいました。

1日目(9月16日)

日程が、秋雨前線の南下と台風15号の北上開始と重なり、
登山口に立つ頃には雨がぽつりぽつりと落ちてきました。

登るにつれて雨は強まり、逃げ込むように山小屋に入った後、
降雨量が増えて、大粒の雨が落ち始めました。

調査目標の絞り込みが必要なのはあきらかで、
昼食をとりながら計画変更の打ち合わせ。
台風が急速に北上する最悪の可能性も考えつつ、
何ができるか、いつ下山を決断するか、そのルートは。。。
どうしてもネガティブな話になってしまいます。

窓が小さな山小屋の部屋は暗く、トタン屋根が雨音を増幅します。
ときおり、風の音とあいまって響くバタバタバタバタという雨粒の音に
モチベーションがどんどんと奪われ、なまけ心が膨らんでいきます。

そんなとき、

「やりましょう!」

M1の石神の言葉が空気を一変してくれました。

午後は、それぞれの調査のために下見を行なうことに決めて、
濡れた調査着に再びそでを通し、めいめい雨の中に出ていきました。
私は石神、岡崎に付き添って、標高150m下の沢の様子を確認するために
登山道を戻っていきました。

登りは何でもなかった登山道が完全に水道(みずみち)と化して、
踏み石すら見えない状態。等高線に沿う道をいくつもの沢が横切り、
斜面をザーザーと音を立てて下っていきます。
水には水の理があることを目の当たりにして感動しましたが、
悠長に眺めている余裕はありません。

ついさっきまで深さ10cmほどで飛び石を渡ってきた沢が濁流に。
その様子を見た瞬間、沢登り調査の可能性が全くないことが分かりました。
それどころか、このまま降り続くと同じルートでは戻れそうにありません。
長居すると危険なのでただちに山小屋へ戻りました。

稜線付近の岩場の下見に行った横山(M1)が4時半過ぎになっても戻らず(注1)、
なかなか緊張を解くことができませんでしたが、玄関の鈴の音に一安心。

夜はランタンの明かりの下に集まって、
先の見えない不安を山盛のカレーで満たして、
5人横に並んで寝ました。


(注1)
後で聞くと、体が傾くような強風の中、稜線の八巻山山頂(1690m)まで
登ってたたずんでいたというのです。あまりに無謀な行為。何に命をかけたのか
は本人に聞いてみてください。
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客観

東京大学地震研究所にお邪魔して、研究発表を聞いてきました。
地球の中の熱とものの動きに関する研究成果を整理しようという会です。

地球物理学と呼ばれる分野の方々の様々なお話は、私にとっては
新しい視点を与えてくれるものばかり。ひとりホクホクしていました。

そして、異分野の方々の中に入ると、自分の個性が見えてくるような
気もするのです。「物が見れる人は強いよ」なんておだててもらって、
その気になって帰ってきました。

明日から、四国、九州と「もの=岩石」を見に出かけてきます。
少し石のことがわかるような気になってきましたので、それが本物かどうか、
自然にテストしてもらってきます。

4人の学生と共に10日間の長丁場。たのしみたのしみ。

追伸:
研究集会の集まった方々は、本当に紳士的な方ばかりで、感銘を受けました。
私みたいなぶしつけな奴の言葉に真剣に耳を傾けてくださいましたから。
学ぶ力のある人というのは、こうなんだな、と勉強になりました。

学ぶ力

内田樹さんのブログにこんなことが書いてありました。

http://blog.tatsuru.com/2011/09/02_1151.php

この方にいろんな思いを代弁していただいている気がします。

じしん

水戸に来ています。

日本地質学会、鉱物科学会の合同学会に参加しています。

2日目の昨日、野口くんのデータを発表しました。
そのスライドを表示しようとしたとき、

ガタガタ、ガタガタ・・・。

音がするような縦揺れ。地震です。

大きなホールで天井を確認していざという時に潜り込めるように机のそばへ。
さいわい何かが落ちてくることはありませんでした。
スライド映像が揺れる中、発表のスタート。

発表に対する自然からの警告か?

なんてドキドキしながらの発表になってしまいました。
おかげでイントロダクションでいくつか言い忘れてしまうことに。

まあ時間の枠の中におさまっただけでもいいかな、と
個人的には思っているのですが、科学者としては、
もっと高いレベルを目指さねば、というコメントもいただきました。

今日ももう一件発表します。石と地震の関係がテーマです。
何も起こらないことを祈ります。


水戸について。

裸婦像がものすごく目につきます。
いば大キャンパスだけでも何体あるか。。。
名古屋も多かったんですが、水戸はちょっとふっくらした感じ。

あと、ヘッドホン率がものすごく低いです。
最初、節電のため?と思ったのですが、
名古屋から来た方に聞いてみると、そうでもない、と。

金沢のヘッドホン率が高すぎ、ってことですか?

たしかにそうかも。

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